香住ガニとは?
カニと言えば有名なのが松葉ガニですが、「香住ガニ」もよく耳にする有名な蟹です。
でも、香住ガニがどのような蟹なのかよく分からないと言う方も多いです。
そこで、香住ガニについてご説明させていただきます。
9月になると日本海側で始まる紅ズワイガニ漁。
この紅ズワイガニは地域の漁港によってブランド化する動きがあります。
有名どころでは、山陰で水揚げされるズワイガニが『松葉ガニ』、
福井県沖で水揚げされるズワイガニが『越前ガニ』と同じズワイガニでも水揚げされた漁港によって、
呼び名が異なるのです。
そして香住漁港で水揚げされた紅ズワイガニを『香住ガニ』というのです。
味の違いは?
水揚げされた漁港が違うだけで同じカニなら味の違いはあるの?
と聞こえてきそうですね。
カニは生息地が異なると、同じ種類であっても味覚が異なってくるのです。
例えば松葉ガニの場合、水深200~400mに生息しているのですが、
香住ガニは水深500~2500mととても深い所に生息しており、
深海ミネラルたっぷりの海洋深層水で育っているのです。
海洋深層水で育った香住ガニは、甘みが強く、瑞々しいのが特徴なのです。
最後に、松葉ガニは11月6日が解禁日なのですが、香住ガニは9月から解禁なので、ちょっと早めに冬の味覚を堪能することができます。